【中国】上海財経大学の語学学校での授業はどんな感じ?【留学】
你好、咲咲です。
前回は上海財経大学での留学生活についての記事をアップしました♪
今回は少し内容を絞って上海財経大学の語学学校での授業はどんな感じかを詳しく書いていきたいと思います。
- 中国(上海)に留学したいと考えている方
- 上海財経大学への留学を検討されている方
- 語学学校どこにしようか迷われている方
クラス分けテストについて
上海財経大学の語学学校のクラス分けテストはオリエンテーションの日に行われました。
中国語の単語がたくさん書かれたA4の紙を先生に見せららえて先生の指さす単語を発音していく形式でした。
ピンインは書かれていないのでわからなければスキップします。
そんなに難しい単語はなかったと思います。
そのあと先生に中級1と中級2どちらがいい?と聞かれました。
私はHSK3級には合格していたのですが会話力やリスニング力は皆無だったのでひとまず中級1を選択しました。
たしか授業が始まって1週間以内であればクラスの変更ができるのでもしクラスの雰囲気やレベルが合わなければ違うクラスに変更することができます。
正直、自分より少々高いレベルのクラスで勉強した方が中国語力が上がる気がしたのでかなり迷いました。
ただ、中級1クラスは15人以上のクラスで中級2クラスは2人のみでした。
いろんな友達に相談した結果、クラスメートが多い方が友達ができて楽しいと勧められたので中級1を選択しました。
当時のクラスメートの一人は韓国人で一番仲が良かったのですが、今でも日本に来てくれたり、韓国に遊びに行ったりと連絡を取り合っているのでこの選択は正しかったなと思います。
上海財経大学の留学生の国籍
上海財経大学の留学生の国籍は本当に様々です。
私がいた中級1クラスはロシアやエストニア、カメルーン、ベトナム、ラオス、韓国、日本の国籍がいました。
ちなみに半分くらいは韓国人で上海は財経大学に限らず全体的に韓国人留学生が多い印象です。
語学学校に通う日本人は当時4人だけでした。
(ちなみにクラスはバラバラ)
初級クラスにはカナダやアメリカ、アフリカ系の国籍の方も多くいらっしゃいました。
上海財経大学の語学学校の授業内容
授業は精读、泛读、听力、口语、写作がありました。
精读(精読)
精読はリーディングのような感じで長文を読み、文章を読解し、また長文の中にあった単語や文法を学ぶというものでした。
その中で先生が発音が悪ければ直してくれたり、日本ではこれについてどんな考えをするの?といろいろな国籍の生徒に質問をしたりしていました。
おそらく日本人にとっては有利な教科だと思います。
泛读(速読)
泛读は速読のようなもので少しリーディングに似ていますが私はこの授業は結構苦手だったのであんまり記憶に残っていません。
こちらも長文を読んで長文の内容にあった新しい単語を学び、問題を解いていくという感じでした。
「本文によるとこの原因は何ですか?」とか「本文によると以下の中で誤っている文章はなんですか」という問題が多かったと思います。
また、「この単語は何に言い換えることができますか?以下から選べ」っていうのもありました。
私はこれが本当に苦手でした…(笑)
听力(リスニング)
リスニングは視聴覚室みたいなところでHSKのリスニングみたいな問題をひたすら解いていました。
リスニングが本当に苦手だったんですけど、先生が面白くて結構好きでした。
ただ、眠いときは本当に眠いので死にそうになりながら中国語を聞いていました。
以前先生に「你的梦想是什么?」って質問されて「梦想的意思是dream
吗?」って聞くと私のドリームの発音が悪かったみたいで「ドラえもん!?」って聞き返されその日の授業はドラえもんの映画の鑑賞になってしまったのはいい思い出です。
また、国慶節に先生が北朝鮮に旅行に行ったらしくその写真を授業中ひたすら見せられたのもすごくおもしろかったです。
最初はクラスメートのほとんどは韓国人だったので大丈夫!?って心配になったのですが韓国人の生徒も楽しそうに見ていました。
そして後日韓国人のクラスメートと北朝鮮料理を食べに行ったのもいい思い出です(笑)
口语(スピーキング)
口语はスピーキングの授業です。
実はこの授業も少し精読と似ていました。
長文を読んで、読解し、長文に沿った内容でグループワークや発表をするという感じです。
例えば、課文のテーマが「冒険」であれば自分にとっての「冒険」はどんなものがあるかクラスメートに紹介をします。
また、テストは先生が設定したテーマでスピーチを考え、テストの日に先生に発表するというやり方でした。
スピーキングも苦手で積極的な韓国人に押しつぶされそうでしたが留学生活が一か月経つころには授業も楽しく感じるようになりました。
写作(ライティング)
ライティングは日本人は得意分野だと思います。
最初、ライティングの先生の中国語が聞き取りづらくかなり苦しみましたが、作文のテストだけはかなり高評価でした。
いつもライティングなんかよりスピーキング力やリスニング力があればな~と悩むのですがこれはないものねだりでしょうか…(´・ω・`)
補講授業について
上海財経大学の語学学校の授業は午前中のみなのですが、午後にHSKの補講授業も開講されます。
確か週1か週2だったと思います。
私はHSK4級とHSK5級に通っていたのですが、韓国人の友達に「もうあんたのレベルは5級だから4級やめな」と言われたので4級には1回か2回通っただけでした。
記憶が曖昧なのですがこのHSKの補講授業は無料で受けることができました。
私が交換留学生だったからかもしれませんが私費留学だった韓国人の友達もお金を払っている様子はなかったのでおそらく無料だと思います。
文化授業について
上海財経大学には定期的に午後に文化授業も受けることができます。
この文化授業は無料で受けることができ、他のクラスの外国人とも友達になれるのでおすすめです。
中国茶は無料でお茶が飲めるのでとても楽しかったです。
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<中国切り絵>
<書道の授業の様子>
上海財経大学の語学学校の授業まとめ
以上が私が留学していた当時の上海財経大学の授業の様子です。
今はITも進み、中国は常に発展し続けているので今とは多少違うことがあるかと思いますので参考程度にしていただけたらと思います。
私が上海財経大学に留学する際、ほとんどインターネットで情報を手に入れることができなかった為、上海への留学を検討されている方の役に立てれば幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
また、留学生活のことも書いていこうと思います。
咲咲