【留学】交換留学について【メリット・デメリット】
こんにちは。
今日は私が大学時代に行った上海への交換留学について
ご紹介したいと思います。
大学2回生の頃、アメリカに1か月ほどの短期留学に行きたかった私は途方に暮れていました。
なんと...TOEICの点数が足りなかったのです。(笑)
TOEICの点数が足りなければ大学からの助成金が降りません。
自費で行くには金銭的な問題もあり半ば諦めていたところ、中国人交換留学生のチューター(学習面・生活面でのサポーター)に任命されました。
そこで初めて知ったのが交換留学です。
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交換留学とは
交換留学とは他の大学で一定期間学ぶことであり、協定校で修得した単位は自分が所属する大学の単位としても認めらることがあります。
なので半年以上自分の大学にいなくても必要単位を修得することができ休学や留年をしなくても4年間で卒業することができるのです。
学生によっては4回生で交換留学に行き5回生で就活をするという方法を選ぶ人もいらっしゃいます。
交換留学のメリット
- 費用を抑えることができる
交換留学の場合、自身の所属する大学に学費を支払いますが、ほとんどの場合留学先に学費を支払う必要がありません。また大学によっては寮費も免除してもらえたり、助成金が出たりする学校もありますので費用を安く抑えることができます。
- 大学の手厚いサポートがある
自費の留学は保険の加入や、留学先の申請、ビザの申請など自分で調べて行わなければならない課題が山ほどありますが交換留学だと大学が留学までにしなければならないことや保険の紹介、留学先やビザの申請方法など 丁寧にサポートしてくださいます。
初めての留学で不安でいっぱいだった私は本当にこの制度に助けられました。
- 留学先で修得した単位を自身の大学の卒業単位として認めてもらえる
前述したように4回生で交換留学に行き5回生で就職活動を行い5年で卒業という選択をする方もいらっしゃいますが渡航時期によっては4年間で卒業することができます。
ちなみに私は3回生の後期から渡航し1学期間現地の学校で勉強をし帰国をして4回生になる前の3月から就職活動を開始しました。
半年以上の留学をしてみたいけど4年間で卒業したいと思っている学生さんにはおすすめの制度なのです。
交換留学のデメリット
交換留学にもデメリットはあります。
- 希望の留学先や都市に行けない可能性がある
交換留学は希望者が多い場合、成績や面接で選考される場合があります。よって希望の留学先に人気があり選考に漏れてしまうと自分の行きたい学校に通えない場合があるのです。また、自分の所属する大学の提携校のみの選択になってしまうので選択肢はかなり限られてくると思います。
- あまり自由が利かない
大学はただ学生を協定校に送り出すだけではありません。出発させたあとは責任をもって安全に帰国させないといけないのです。これは私の大学の場合ですが一か月ごとに報告書をメールで提出したり、旅行などで外泊をする場合もホテルやフライトなどを大学に報告する必要がありました。また、学期が終わったら速やかに帰国をしなければならないなど私費留学よりも大学に縛られている感じがありました。
交換留学まとめ
交換留学にもデメリットはあるものの両親から4年間で卒業することを命じられていた私にとって留学先の単位を認めてもらえる交換留学はとても魅力的な制度でした。また、初めての留学で不安だった私でしたが手厚いサポートを受けることができ安心して渡航することができました。さらに1か月ほどの短期留学よりも1学期間じっくりと語学を学ぶことができ語学力の向上にもつなげることができたと思います。現在コロナ禍でありほとんどの大学が交換留学を中止せざるを得ない状況ではありますがこの記事が交換留学を考える学生さんの何かきっかけになればなと思います。